日本代购-出荷目安の詳細はこちら内容詳細いずれも80〜82年、小文枝時代の音源。お間違いなきよう。品のよい色気が漂う高座は、もちろん持って生まれたものもあるが、踊りの素養や上方歌舞伎の下座お囃子の世界に身をおいた経験も大きいだろう。このシリーズでも、お囃子入りの落語「はめもの」をふんだんに味わえるし、歌舞伎がらみのクスグリが随所に散らされ、上方の粋(すい)を堪能できる。それだけに上方落語に登場する庶民の代表、清やん喜ィやんも江戸の八ツァン熊サンのがさつさに比べどことなく上品だ。1947年5月2日の初高座のネタが「小倉舟」で、2005年1月10日の最期の高座のネタが「高津の富」だということからも、このシリーズに収録されているネタが五代目文枝にとって大切なものばかりとわかる。六代目松鶴と五代目文枝という好対照の上方落語二大名人の抜けた穴はまだ大きく開いたままだ。(康)(CDジャーナル データベースより)曲目リストDisc11.[三枚起請]: : 出囃子 ~ マクラ ~ 第一の起請文/2.[三枚起請]: : 二枚目/3.[三枚起請]: : 三枚目/4.[三枚起請]: : そろって廓へ/5.[三枚起請]: : 女はしたたか ~ サゲ ~ 中入り砂切り/6.[小倉舟]: : 出囃子 ~ 乗合舟の楽しみ/7.[小倉舟]: : 波の下へ/8.[小倉舟]: : 竜宮/9.[小倉舟]: : 海中の立ち回り/10.[小倉舟]: : 海にも駕籠が ~ サゲ ~ 追い出し