おおよそのサイズ
直径115mm 高さ55mm
信楽焼は、日本六古窯の一つであり、滋賀県甲賀市信楽町で作られる陶磁器です。特徴は、ざっくりとした風合いと、あたたかい土の表情、そして耐火性の強さです。特に、たぬきの置物や火鉢など、大型の陶器が有名です。
信楽焼の特徴:
土:
琵琶湖から採れる土を使用しており、水簸せずに、胎土中の粗い長石粒が溶けて乳白色のツブツブになる独特の土肌が特徴です。
焼成:
登り窯や穴窯で焼成され、燃え尽きた薪の灰が窯に積もり、その灰が焼き物の裾に焦げ(灰かぶり)を付け、表面に自然釉(ビードロ釉)を作る独特の表情を醸し出します。
製品:
鎌倉時代から続く伝統工芸品で、茶陶、茶壺、火鉢、傘立て、タイル、庭園用品、食器、置物など、多様な製品が作られています。特に、たぬきの置物は信楽の代名詞として知られています。