様々な音響パネルを試作してきましたが、不規則な配列と厚みがあるこのタイプが一番、クリアかつ自然で良かったです。
200mm角、250mm角、300mm角 と試作してきましたが、特に250角が大きすぎず小さすぎず、もっとも使い勝手が良かったです。
反射とは
スピーカーから発せられる音は、リスニングポイントへダイレクトに届く直接音と、お部屋の壁に反射して間接的に届く反射音の2つに大きく分けられます。
反射音は、直接音より遅れて届くため、位相がずれ音が濁ってしまいます。反射のなかでも一番悪影響を与える一次反射のポイントを処理することが効果的です。
吸音とは
反射音を防ぐために、従来より吸音による音響処理が行われてきました。
吸音は、刺激的な音が減ることで音楽が聴きやすくなり、あたかも音がよくなったような錯覚をしますが、手軽な反面、必要な音のエネルギーまでも吸い取ってしまい、躍動感のないつまらない音になってしまいます。
拡散とは
まるまるくんの主な効果は拡散です。
拡散というと、音が散ってバラバラになるような印象を言葉から受けてしまいがちですが、拡散は、反射音をリスニングポイントへ届かないように分散するのです。そして、吸音のように必要なエネルギーを損なうこともありません。
部屋の周波数特性を測定できるNEUMANN KH 80 DSPで測定して見ました。まるまるくん有りはスピーカーの背面と反対側の一次反射の場所に300mm角を、テーブル上の一次反射の場所に250mm角を配置。
定在波が減少して、かなりフラットになりました。 聞き比べると音の濁りが減り、スッキリして力強さが増したように感じました。
コンデンサーマイク録音の時に後ろ側につるしても音がすっきりします。リフレクションフィルターよりこちらの方がよりクリアに録音出来ました。
200mm角 4000円(送料無料)
250mm角 5500円(送料無料)
300mm角 6500円(送料無料)
質問欄から大きさ、色、枚数をご指定いただければ、出品いたします。このまま250mm角を一枚購入していただいても結構です。
PLA樹脂製
寸法 250mm×250mm
M6ビス穴 4か所
6.5mm丸穴 2か所
フレームの突起で自立可能
本体1枚
M6化粧ビス4本(鉄製ボルト)