ヴァイオリン用フレンチBOW 『Marc LABERTE マーク・ラベルテ』の出品です。
世界的な弓の鑑定家でもある Jean Francois Raffin氏によって鑑定済みの本物フレンチBOWになります。
◎刻印スタンプ:MARC LABERTE
・長さ74.5cm、重量60.77g
・スティック材質 ペルナンブーコ材
・金具部分材質 ニッケル
・フロッグ材質 エボニー
当時の上質なペルナンブーコ材を用いて、全ての工程を手作業によって木材を削って製作されたものになります。
スティックの状態は曲がり等は無く良好な状態です。
ジャン フランソワ ラファン、イヤニック ルカニュ、シルヴァン ビゴの3者共同の鑑定によりますと、こちらの弓は Marc LABERTE マーク・ラベルテ自身の手によって製作されたものになります。
当時、Marc LABERTEの工房でもあるLABERTE-HUMBERT工房製の弓も沢山製作されましたが、『MARC LABERTE』刻印によって本人の作品であることが証明されています。
強くて弾力のある良質なペルナンブーコとモダンフレンチBOWならではの細めのスティック、美しくあしらわれた反りが特徴です。
当時の良質で強い弾力のあるペルナンブーコ材が使用されているため、スティック部分はフレンチBOWの特徴でもあるように、全体的に細めの仕上がりとなっています。
スティックは赤茶色の美しいペルナンブーコ材が使用されています。
使用されているペルナンブーコの種類は、『Caesalpinia Echinata (カエサルピーニア・エキナータ) 』になります。
ブラジルボクはマメ科ジャケツイバラ亜科の常緑高木ですが、材が硬いためヴァイオリン属の楽器の弓材に最も適してると言われています。
フロッグは当時のオリジナルのもので、『マダガスカル産エボニー材』を使用して手作業によって丁寧に削られ、アイ部分には美しい天然マザーオブパールが施されています。
金具の材質はニッケルで、スクリュー部分のネジはフランス規格のものになります。