No.442-Vintage Baluch bag face
商品番号:No.442
年代:1980年代
産地:ヘラート/アフガニスタン
素材:ウール×コットン
サイズ:51cm×51cm(フリンジ含まず)
厚み:7ミリ
発色の良いテラコッタをベースとした小振りな1枚で、意味深な模様がなんとも部族らしいアフガニスタン西部のヘラート州に居住するバルーチ族のトライバルラグで、元々はホルジンと呼ばれるラクダやロバの背に跨がせるサドルバッグの表皮をラグに仕立て直したモノになり、本来なら2対セットの内の片側だけになります。
見た目にも使い勝手の良さそうなミニラグ仕立てで、ちょっとした足下はもちろんソファの座面やテーブルなんかにも多用出来るテキスタイルでしょうか。ここ最近では植物の鉢置き敷きとしてもより良い雰囲気が楽しめる1枚になります。
経年としては40年とそれなりのヴィンテージ品になりますが、バッグとして使用していた為に目立つ経年劣化もなく、パイル自体は長くはありませんが、しっかりとした織りで滑らかな手触りが心地よいです。また特に目立つダメージやリペア箇所は見当たらないグッドなコンディションで、トライバルラグ初心者の方でも気軽に取り入れてもらえる1枚になります。
◎取り扱い商品について
イランや仕入れ先の現地にて専門のリペアを施している物もありますが、現状により難がないなど見た目の雰囲気を重視してリペアしていない物もあり、こちらが気付かない程の些細なリペアもありますのでご理解下さい。
クリーニング済みとして現地のセラーから仕入れていますが、取りきれない砂にパイルの屑が出ることもありますのでご了承ください。
また稀にクリーニング後の乾燥による釘打ち跡がありますが、使用するうちに馴染んできますのでご安心下さい。
最後にラグそのものに関しては羊毛特有の匂いがあり、採寸は中央付近で計測していますが、手織りならではの歪みによる誤差や水洗いクリーニングによる縮み、また草木染めによる経年劣化の色ムラなどがありますが、それもまたヴィンテージラグの魅力かとご理解ください。