2013年に弦楽器専門店で購入したジャーマンスタイルのコントラバス弓です。
杉藤楽弓社 # 500 ジャーマンボウ
刻印 sugito
竿 ペルナンブコ
フロッシュ 黒壇
現行品番だとstan-1より上、stan-Aより少し下、くらいのランクと思われます。
4年ほどメインで使用し、その後は使用頻度少なくなり、直近5年は使用していません。
音楽ジャンルは弦楽、オーケストラ、吹奏楽で使用していました。
小キズ、汚れはあります。
竿の反りは良好のようです。曲がり、大きなキズなど、弓の性能に影響するダメージは無いと思われます。
コルレーニョなどの、弓を痛める特殊奏法もしていません。
出品にあたり試奏しましたが、演奏感は以前と変わらずで、劣化した感じはありませんでした。
主観ですが、弓の個性としては以下の感想です。
持った感じ:軽い
コシ:普通、40万円クラスの弓よりは弱い感じ
手元のコントロール:良好
弓先のコントロール:手元より鈍い感じ、重さを乗せにくい
音量:普通、大きくはない
発音:早くはない、柔らかめ
音色:柔らかく、明るめ
毛は5年前に弦楽器工房で毛替しました。毛替して以降は弾いていません。毛量も十分あり、演奏可能な状態です。
ただ、毛が伸びてしまっているようなので、必要に応じて毛替えはご検討ください。
毛替えすれば演奏感が少し変わりそうな印象です。
写真の弓ケースと、中古のPOPSの松脂をお付けします。いずれも使用可能な状態ですので、すぐ演奏できるかと思います。
松脂は状態が良いとは言えません。評価対象外としてください。
プチプチに巻いてケースに納め、ケースもプチプチで保護して発送します。