日本代购
今はそうではないかもありませんが、その辺に置いといたらそのうち地金相場が上がって最安になるかとw
【タイトル】
金剛不壊の輝き 究極資産K18喜平W6無垢首飾り 50g/50cm
【おじセールストーク小説:金剛不壊の理(ことわり)】
序章:痴人の門
鎌倉の谷戸(やと)の奥深く、苔の匂いが霧雨に溶けるような午後のことであった。私は、己の空虚さを埋める最後の切り札を求めるように、その古びた門の前に立っていた。スマートフォンという四角い硝子板に映し出される、同世代の成功者たちの喧噪。彼らの手首で輝く高級時計、海外リゾートの青い海、そして、いかにも幸福を体現したかのようなパートナーとのツーショット。それに比べて、我が人生のなんと味気ないことか。三十を越え、しがない会社の歯車として摩耗する日々。手にした安月給は、虚栄心を満たすための浪費と、将来への漠然とした不安を埋めるための貯蓄との間で、常に右往左往していた。
そんな折、ネットの海で私の濁った眼に飛び込んできたのが、かの記号、「F4301」であった。
「これぞ究極の資産」。その文句は、私の不安定な経済観念を甘くくすぐった。「ネット最安希望落札価格を目指して」。それは、私のさもしい倹約根性を刺激した。「喜平w6 最高級K18無垢ネックレス 50.5cm 50.44G 5.72mm」。無機質な数字の羅列が、私の脳内では具体的な権威と自己肯定感の象徴へと、いとも容易く変換された。これを首に掛ければ、世界は私を見るだろう。いや、世界などどうでもいい、私自身が、私を認められるようになるはずだ。その黄金の重みが、私の存在の軽さを補ってくれるに違いない。幼稚で、あまりに直線的な思考回路であったが、その時の私にはそれが唯一の光明に見えたのだ。
噂だけを頼りに、私はその主を訪ねた。紹介状などという高尚なものは持ち合わせていない。ただ、本物の「物」を扱う、偏屈極まりない老人がこの谷戸の奥に隠棲している、という話だけが、私を突き動かす羅針盤だった。その老人は、北大路魯山人の血縁であるとか、いや、魯山人が嫉妬するほどの審美眼を持つが故に世を捨てたのだとか、様々な伝説に彩られていた。共通していたのは、その人間性が、彼が愛でる器のようには決して円満ではない、という点であった。
雨に濡れた石畳を踏みしめ、私は「硯山房(けんざんぼう)」と、まるで岩から削り出したかのような力強い文字で書かれた表札の前に立った。紫陽花の群生が、まるで門番のように私を威嚇している。深呼吸を一つ。意を決して、錆の浮いた鉄の門扉を叩いた。コン、コン、という音は、湿った空気に吸い込まれ、驚くほどに頼りない。返事はない。もう一度、今度は少し強く叩く。
長い、気詰まりな沈黙の後だ。内側で、ずしり、と重い閂(かんぬき)が持ち上がる音がした。そして、地の底から響くような軋みを伴って、門がゆっくりと開いた。そこに立っていたのは、想像を絶する老人であった。着古した作務衣は、もはや彼の皮膚の一部と化している。顔中の深い皺は、さながら干上がった田んぼのようであり、その中から覗く両の眼は、闇夜に獲物を探す猛禽のそれだ。その視線が、私の卑小な欲望も、昨夜食べた安酒の残り香さえも、全てを射抜いて見透かすようだった。
「…何の用だ」
声は、乾いた薪が爆ぜる音に似ていた。
「うちは見世物小屋じゃねえ。物乞いなら、駅前の交番へでも行くがいい」
「あ、いえ、あの…わたくし、ネットで拝見しまして…その、F4301の品物を、見せていただくことはできますでしょうか…」
自分の声が、まるで言い訳をする子供のように震えているのが分かった。情けない。実に情けない。
老人は、私の言葉を聞くと、心底つまらなそうに、ふん、と鼻を鳴らした。そして、私の頭の先から、雨に汚れた革靴の爪先までを、まるで品評会の豚でも見るかのように、じろり、と一瞥した。
「F4301、か。物の名を、与えられた記号でしか呼べんとはな。お前さんの人生そのものが、誰かに割り振られた記号のようなものだと見える。まあ、いい。入りやがれ。ただし、言っておくが、お前さんのその、欲に曇った節穴(ふしあな)で、物の真価が見えるとは思うなよ。見えなんだところで、俺の腹が痛むわけでもねえがな」
吐き捨てるように言うと、老人はさっさと私に背を向け、家屋の深い闇へとその身を沈めていった。私は、まるで抗えぬ力に引きずられるように、その湿った土間の匂いの中へと、足を踏み入れたのである。この先に何が待ち受けていようとも、もはや後戻りはできない。そんな予感が、背筋をぞくりと撫でた。
第一章:物の声、人の声
通されたのは、六畳ほどの書院であった。だが、ただの六畳ではない。空間そのものが、濃密な気配を放って呼吸しているかのようだ。部屋の隅々にまで、主の美意識という名の神経が張り巡らされている。床の間には、仙厓義梵の描いた、あの有名な「□△○」の掛け軸。その飄々とした筆致は、万物の根源を問うているようでいて、同時に「そんなもの、どうでもよいわい」と笑い飛ばしているようにも見える。その前には、何の変哲もない、しかし尋常ならざる気配を放つ李朝の徳利が、ぽつりと置かれていた。白磁の肌には、貫入(かんにゅう)と呼ばれる細かいひびが走り、それが景色となって、百年以上の時を吸い込んでいる。
部屋に満ちるのは、古い木と、上質な墨と、そして微かな丁子の香り。ここは、俗物が持ち込むべきではない聖域だ。私は、己の靴下の穴のことや、昨夜の残業の愚痴といった、下世話な思考がこの清浄な空気を汚してしまうのではないかと、本気で恐れた。
老人は、「硯山(けんざん)」と名乗った。彼は、部屋の中央に鎮座する巨大な欅(けやき)の一枚板の座卓の前に、どかりと胡坐をかいた。そして、傍らの火鉢に掛けられた古びた鉄瓶から、実に手慣れた、しかし一分の隙もない所作で茶を淹れ始めた。使っているのは、彼自身が焼いたという、歪(いびつ)で荒々しい志野の茶碗。私に勧める気など毛頭ないらしく、己の分だけを猪口のようなそれに注ぎ、ずずっ、と音を立てて一気に啜った。その一連の動きは、まるで一つの儀式のようであった。
「…で、お前さんは、あの金の鎖をどうしようという魂胆だ」
茶碗を置き、硯山は改めて私を睨み据えた。
「は、はい。先ほども申しました通り、資産として、また、自分への投資とでも申しますか…」
「投資、だと?下らん!実に下らん!金(カネ)を金(キン)で買うて、それが投資か。博打打ちの思考だな。ならば、丁半でも張っておれ。まだその方が潔い。そもそも、お前さんの言う『投資』とは、己の価値を己で高める努力を放棄し、物の価値に己を寄生させようという、怠け者の言い訳に過ぎん」
「いえ、そういうことでは…身に着けることで、自信が湧く、と言いますか…」
「ほう。見栄と虚栄を、自信と呼ぶか。見上げたものだな。その鎖をひったくられたら、お前さんの自信とやらは、路上の藻屑と消えるわけだ。随分と、風に吹かれて飛んでいくような、軽い軽い『自信』だな。そんなものは、自信とは言わん。ただの『借り物』だ」
硯山の言葉は、鋭利な刃物となって私の胸を抉る。ぐうのも音も出ない。私の浅薄な動機は、この老人には全て見透かされている。恥ずかしさと、反発したいのにできない悔しさで、顔がみるみる熱くなるのを感じた。
重苦しい沈黙が、部屋を支配する。雨だれの音と、鉄瓶の湯が沸く「しゅう、しゅう」という音だけが、私の心臓の鼓動と妙な調子で共鳴していた。やがて、硯山は「仕様のねえ奴だ」とでも言うように、やおら立ち上がると、違い棚の奥から、時代を経て黒光りする桐の箱を取り出してきた。複雑に結ばれた真田紐を、まるで生き物を扱うように優しく解き、蓋を開ける。中には、夜の闇よりも深い、黒の天鵞絨(ビロード)が敷き詰められていた。
「まあ、能書きはいい。まずは、その節穴でとくと拝んでみろ。もっとも、お前さんには、黄色く光る、ただの重たい金属片にしか見えんだろうがな」
硯山は、その桐箱を、私の前に、ことり、と置いた。その瞬間、私の呼吸が止まった。
箱の中に横たわっていたのは、紛れもなく、私が画面越しに幾度となく眺めた、あの喜平ネックレスだった。しかし、それは、私が知っている「それ」ではなかった。デジタル情報として認識していたものと、今、目の前にある「実物」との間には、天と地ほどの隔たりがあった。
それは、光っていた。だが、電灯の光を反射しているだけの、安っぽい輝きではない。室内の仄暗い光を、その身の内に一旦すべて吸い込み、己の体内で熟成させ、錬金術によって何倍にも増幅させてから、再び外へと放っているかのような、濃密で、生命的な輝きだった。一つ一つの駒が、静かに、しかし確かに呼吸している。互いに寄り添い、力を与え合い、一つの強靭な生命体を形成している。それは、もはや工業製品ではなかった。一個の「存在」であった。
「…手に、取ってみろ。その汚れた手で触るのが憚られるなら、やめておけ」
挑発するような硯山の言葉に促され、私は、まるで神聖な儀物に触れるかのように、恐る恐る指を伸ばした。指先に触れた瞬間、ずしり、とした衝撃が走った。五十・四四グラム。記号として知っていた重さが、圧倒的な物理法則として、私の神経系を直撃した。冷たい。しかし、その冷たさの芯には、まるで地熱のような、微かな温かみがあった。掌に乗せると、その重みは私の存在そのものを、地面へと強く繋ぎとめるかのようだった。
「どうだ。そこらのメッキもんの、見掛け倒しの重さとは訳が違うだろう。これは、五十グラムという『質量』が持つ『品格』だ。昨今の、中身のすっからかんなブランド品が、ロゴの威を借りて虚仮威(こけおど)しの重さを演出するのとは、次元が違う。これは、K18という素材そのものが持つ、揺るぎなく、侵しがたい、存在の重みだ」
硯山は、いつの間にか私の隣に座り直し、鎖を細い指でつまみ上げた。
「よく見ろ。この鎖の様式は『喜平』という。名の由来なぞ、どうでもいい。騎兵だろうが、鈴木喜平だろうが、本質には関わらん。大事なのは、この単純極まる形が到達した『用の美』の極致だ」
硯山は、鎖を光にかざし、ゆっくりと動かす。
「輪をこしらえ、それを九十度にひねり、そして押し潰す。ただそれだけだ。だがな、書で言えば、永字八法よ。この世の全ての線が、『永』という一文字に詰まっているように、この喜平の駒一つにも、金属を扱う人間の、数千年にわたる知恵と美学が凝縮されているのだ」
「そしてこれは、ダブルの六面カットだ。いいか、シングルではない、ダブルだ。一つの駒に、二つの駒が掛かっている。分かるか?この構造によって、駒と駒の間の隙間が埋まり、密度が増す。密度が増すということは、輝きを反射する面が増えるということだ。そして、動きがより滑らかになる。まるで、蛇が這うようだろう?」
確かに、硯山の指先でくねる鎖は、生き物のようになまめかしい。
「そして、六面カット。駒の上下左右、そして斜めの角、合わせて六つの面を、鋭利なダイヤモンドカッターで、すぱり、と平らに削ぎ落とす。この『削ぐ』という、引き算の行為が、ただの金属の塊に『表情』と『知性』を与えるのだ。乱反射する光ではない。計算され尽くした、理知的な光だ。ギラギラと下品に光るだけの鎖なぞ、宵越しの銭は持たねえチンピラが首に巻くもんだ。本物は、静かに、だが、確固として光る」
「この五・七二ミリという幅。五十・五センチという長さ。これも、ただの数字ではない。日本人の標準的な男の、その鎖骨の窪みに、すっと収まるように計算された寸法だ。まるで、そこがこの鎖の定位置であったかのように。太すぎれば、それは権威の押し付けだ。細すぎれば、貧相に見える。この絶妙な均衡点を見つけ出すのに、どれだけの職人が試行錯誤を繰り返したか、お前さんのような若造に分かるまい」
それは、もはやセールストークの域を遥かに超越していた。一つの作品に対する、作り手の魂の代弁であり、あるいは、美の求道者による、深遠なる講義であった。私は、掌の中の鎖が、ただの物欲の対象から、一つの完成された芸術品へと、その位相を変えていくのを感じていた。
「そして、何よりも素材だ。K18、十八金。分かっているとは思うが、純金、K24ではない。なぜだか分かるか。答えてみろ」
試すような、鋭い視線が私に突き刺さる。
「…純金は、柔らかすぎて、傷がつきやすいから…でしょうか」
「ふん、まあ、小学校の理科の教科書レベルの答えだな。間違いではない。だが、それは現象であって、本質ではない。いいか、若いの。世の中の素人は、純粋なものをありがたがる。純米、純情、純粋培養。だがな、純粋なものほど、脆く、弱く、そして、面白味のないものはないのだ。K24、純度九十九・九九パーセントの金は、確かに美しい。だが、それは、ただ黄色いというだけの、深みのない美しさだ。そして、あまりに柔らかい。爪で傷がつき、形は歪む。実用に耐えん代物よ」
「K18は、全体の七十五パーセントが金。残りの二十五パーセントは、何か?銀や銅といった『割金(わりがね)』だ。つまり、不純物だ。異物を、あえて混入させるのだ。この『異物』こそが、金という元素に、物理的な『強さ』を与え、そして、この赤みを帯びた、気品のある黄金色という『深み』を与える。純粋さを疑い、あえて不純物を混淆(こんこう)させることで、より高次の美しさと強さを生み出す。これこそが、古からの工芸、いや、この世の全ての創造に通底する、極意中の極意なのだ」
異物を混ぜることで、より高次の美が生まれる。
その言葉は、まるで禅の公案のように、私の心の中で、重く、そして奇妙な反響を始めたのである。
第二章:土鍋と夫婦
私が、硯山の言葉を反芻し、掌の上の鎖に見入っていると、硯山は不意に「腹が、減ったな」と呟いた。そして、何の前触れもなく立ち上がると、「ついてこい。飯を食わしてやる」とだけ言い、私を促して書院の隣にある台所へと向かった。
そこは、台所というよりは、実験室か工房のような場所だった。壁には、年季の入った様々な形の包丁がずらりと並び、棚には、彼自身が作ったであろう、形も色も不揃いな、しかしどれもが強烈な個性を放つ器が山と積まれている。中央には、磨き込まれた大きな板間の調理台。全てが、機能的で、美しかった。
「お前さん、大根はおろせるか」
「は、はい。まあ、一応は…」
「なら、そこの青首大根をおろせ。鬼おろしで、荒くおろせよ。力任せにやるな。大根の繊維を殺さんように、優しく、しかし確実にな」
有無を言わさぬ口調で、私は下働きに任命された。硯山自身は、店の裏手にあるらしい井戸から水を汲んでくると、大きな土鍋を火にかけた。その土鍋もまた、彼の作品なのだろう。黒く、ごつごつとした肌合いが、原始的な力を感じさせる。
彼が冷蔵庫から取り出してきたのは、すっぽんであった。解体済みの、しかし、まだ生々しい肉塊だ。
「今日の飯は、丸鍋だ。精をつけて、そのふぬけた根性を叩き直してやろうという、俺の親心だ。有り難く思え」
硯山は、手際よくすっぽんの肉を洗い、酒と生姜で臭みを抜き、土鍋へと投入していく。昆布と、薄く削った鰹節で丁寧にとった出汁が、ふわりと香った。
「いいか、若いの」
大根をおろす私の背中に、硯山の声が飛ぶ。
「この鍋を見ろ。主役は、泥の中に棲む、このすっぽんだ。陰の気を持つ。そして、ここに入れるのは、山の幸である牛蒡や椎茸。陽の気を持つ。本来、水と山、陰と陽、相容れることのない存在だ。お前さんのような素人は、これをただ一緒に煮込めば美味くなると思っている。大間違いだ」
彼は、鍋のアクを丁寧に、執拗なまでに掬い取りながら続ける。
「この、相性の悪い者同士を、見事に調和させ、一つの高みへと引き上げる存在。それが、この『出汁』だ。昆布のグルタミン酸と、鰹節のイノシン酸。この二つの旨味成分が合わさることで、単体の八倍もの旨味を感じると、科学者は言う。だがな、俺に言わせれば、それは『愛』だ」
「…愛、ですか?」
思わず、手が止まる。
「そうだ。互いに全く違う性質を持つ者同士を、文句も言わずに受け入れ、その良いところを引き出し、まとめ上げる。究極の包容力。これこそが愛の本質よ。お前さんのような若造は、分かりやすいフレンチのクリームソースや、イタリアンのトマトソースばかりを有り難がる。あれは、素材の個性をソースの味で塗りつぶす、暴力的な支配だ。だが、本当の美味さ、本当の愛というものは、こういう『異物』同士がせめぎ合い、互いを尊重し、高め合った先に生まれる、引き算の美学の中にあるのだ」
やがて、ぐつぐつと煮えたった土鍋が、座卓の中央に置かれた。蓋を取ると、湯気と共に、えもいわれぬ豊潤な香りが立ち上る。硯山は、自作の小鉢に、たっぷりの具と汁をよそい、私の前に置いた。
「食え。そして、考えろ」
私は、言われるがままに、熱い汁を一口啜った。
その瞬間、電流のような衝撃が、私の舌から脳天へと駆け抜けた。
美味い。そんな陳腐な言葉では、到底表現できない。すっぽんの濃厚で野性的な旨味、牛蒡の土の香り、椎茸の深い滋味。それらが、出汁という偉大な調停者によって、喧嘩することなく、しかし、それぞれの個性を失うことなく、完璧な調和を保って私の口の中で踊っている。それぞれの食材が、「俺はここにいるぞ!」と主張しながらも、全体として、一つの気高い交響曲を奏でているのだ。
「…どうだ。分かるか。これが『関係性』というものだ」
硯山は、満足そうに頷きながら言った。
「この鍋の中にはな、俺の女房がいた頃の、俺たちの姿がある」
不意に、彼の声のトーンが、少しだけ柔らかくなった。
「あの女は、まあ、とんでもない女でな。俺が、これが白だと言えば、黒だと言い、俺が丹精込めて焼き上げた器を、『こんな重たいだけのガラクタ』と言って、平気で漬物石にしやがるような、そういう女だった。毎日が戦争よ。俺は、東を向けば、あの女は西を向く。俺は、繊細な懐石料理を食いたいのに、あの女は、ニンニクを山ほど入れた豚キムチを食わせろと言う。まあ、それはそれで、たまに食うと美味かったがな…」
硯山は、遠い目をして、少しだけ笑った。それは、私が初めて見る、彼の人間的な表情だった。
「一日中、いがみ合っていた。だがな、不思議なもんだ。あの女が死んで、一人になってみて、初めて分かった。俺という人間は、あの女という、全く相容れない『異物』とぶつかり合うことで、初めて、己の形を保っていられたのだと。あの女は、俺にとっての、最高の『砥石』であり、そして、最高の『出汁』だったのだ。俺という、アクの強いすっぽんのような男の、良いところも悪いところも全て引き受け、一つの『硯山』という料理に仕上げてくれていたのは、他ならぬ、あの女だったのだ…」
台所での、すっぽん鍋を前にした、あまりにも唐突な告白。しかし、その言葉は、どんな高尚な哲学書よりも、深く、重く、私の心に染み渡っていった。
第三章:相性の理(ことわり)
書院に戻り、再び座卓を挟んで向かい合う。すっぽん鍋で温まった身体とは裏腹に、私と硯山との間の空気は、再び張り詰めていた。しかし、その緊張の質は、以前とは少し違っていた。そこには、料理という共同作業と、彼の過去の共有を経た、微かな信頼関係のようなものが芽生え始めていた。
「さて、若いの。飯も食ったところで、本題に戻ろうか」
硯山の眼光が、再び鋭さを取り戻す。
「お前さん、さっき、この鎖を『完璧なパートナー』と申したな。その陳腐な比喩、訂正する気になったか?」
「は、はい…」
「そうだろう。お前さんのような、ぬるま湯に浸かったような人生を送ってきた男には、到底理解できん理屈かもしれんが、もう一度、耳の穴かっぽじって、よっく聞け。これから、人生における、最も重要な真理を教えてやる。有り難く拝聴しろ」
硯山は、すっ、と居住まいを正した。その姿は、道場の師範が、最も大切な弟子にのみ、一子相伝の奥義を伝えんとする時の、あの厳粛な空気を纏っていた。
「いいか。皆、勘違いしておる。結婚相手、生涯を共にする『配偶者』というものはな、己にとって、最も相性の『良い』人間と結ばれるのが幸せだと、心の底から信じ込んでいる。これほど滑稽で、愚かで、そして、人生を無為に過ごすための、最大の罠はないのだ。道理は、その真逆だ。人は、己にとって、最も相性の『悪い』人間と添い遂げるべきなのだ」
先ほど、台所で聞いた話の、核心。しかし、改めて正面から突きつけられると、その言葉の持つ破壊力に、私は眩暈さえ覚えた。相性の悪い相手と?なぜ、わざわざそんな苦行の道を選ぶ必要があるのか。
「分からん、という顔をしておるな。無理もない。お前さんのような、上っ面を撫でるだけの恋愛ごっこしかしてこなかった人間には、理解の範疇を超えているだろう。だがな、これが真理なのだ」
硯山は、まるで老いた教師が生徒に言い聞かせるように、ゆっくりと、しかし力強く続けた。
「考えてもみろ。己と何もかもが同じ人間が隣にいて、楽しいか?己の言うことに、全て『そうだね、あなたって天才!』と頷き、己のやることに、全て『素晴らしいわ、完璧よ!』と手を叩く。そんなものは、ただの拡声器だ。己の意見を反響させるだけの、空っぽの洞窟に過ぎん。そこに、何の成長がある?何の発見がある?何の感動があるというのだ。それは、ただの、心地よい自己愛のループよ。死ぬまで、己という小さな檻の中で、己の影と戯れているだけのことだ」
「真の伴侶とは、己とは、全く違う人間でなければならん。物の見方、感じ方、金銭感覚、時間の使い方、味の好み、笑いのツボ、布団の硬さ、歯磨き粉の絞り方。その全てが、いちいち己の神経を逆撫でし、己の『当たり前』を根底から覆してくるような相手。それこそが、至高の配偶者だ。なぜなら、その『違い』という名の、絶え間ない摩擦こそが、己という人間を『砥(と)ぐ』ための、最高の砥石(といし)となるからだ」
砥石。その言葉が、再び私の脳裏に響く。
「お前さんは、毎日毎日、その砥の間(とのま)で己を磨くのだ。『なぜ、この人はこう考えるのだ!』『なぜ、これが理解できんのだ!』と、頭をかきむしり、時には怒鳴り合い、涙を流し、家の皿が宙を舞うこともあるだろう。その凄まじい葛藤の過程で、お前さんは初めて、己という人間の、本当の輪郭を知ることになる。『ああ、俺はこういう時に、これほどまでに腹を立てるのか』『こういう些細な言葉に、これほど深く傷つくのか』と。己一人で鏡を覗き込んでいても、決して見ることのできなかった、己自身の、醜くも愛おしい、真の姿だ」
「相性の良い相手といる時の己なぞ、ただの、ぬるま湯に浸かって、ふやけきった、形の定まらぬ豆腐よ。何の歯応えもない。だが、相性の悪い相手と、日々、魂のどつき合いを演じる中で、お前さんの魂は、何度も何度も打ち据えられ、千度の火で焼かれ、冷たい水で冷やされ、そして、鍛え上げられていく。日本刀の鍛錬と同じだ。それは、苦しいぞ。逃げ出したくなる日もあるだろう。地獄のような日々かもしれん。だがな、その苦しみこそが『修行』だ。我々が、この世に生を受けた、唯一無二の意味そのものなのだ」
硯山の言葉は、もはや単なる人生訓ではなかった。それは、彼自身の人生を賭けて体得した、血の滲むような、宗教的な次元にまで達した、一つの悟りの境地であった。
「もう一度、このK18の鎖を見ろ」
硯山は、私の掌の上で、静かに、しかし圧倒的な存在感を放って輝く喜平を指差した。
「先ほど、何と言った?純金K24は、美しくはあるが、脆い、と。そこに、銀や銅といった、金とは全く性質の違う『異物』、いわば、金にとって『相性の悪い相手』を混ぜ込むことで、初めてK18という、美しさと強さを兼ね備えた、比類なき合金が生まれるのだ。人間も、全く同じことよ」
「お前さんという、K24の、まだ何の形も定まらぬ、柔らかく傷つきやすい、青臭い魂。それに、お前さんとは全く相容れない、割金のような配偶者という存在を掛け合わせる。そして、日々の暮らしという名の、千度を超える灼熱の炉の中で、互いに溶け合い、ぶつかり合い、反発し、そして、混ざり合っていくのだ。そうして初めて、お前さんという人間は、K18のような、少々のことでは傷つかぬ強さと、一言では言い表せぬ、複雑で、深みのある輝きを放つ『人格』を手に入れることができる。これが、夫婦というものの本質だ。錬金術なのだよ、人生はな!」
私は、言葉を失っていた。相性の悪さこそが、人を鍛える砥石であり、魂を鍛える炉の火である。なんと凄まじく、そして、なんと美しい思想だろうか。私が今まで「幸せな結婚」だと思っていたものが、いかに薄っぺらく、上滑りな、ただの安逸の追求であったかを、骨の髄まで思い知らされた。
「お前さんは、この鎖を『パートナー』と呼んだ。その感性は、半分正しく、半分間違っておる。これを、己と『相性の良い』、ただただ心地よいだけのパートナーと思うなら、それは大間違いだ。この鎖は、お前さんにとっての『戒め』であり、『砥石』であり、そして、共に戦う『武具』でなければならん」
「この五十・四四グラムという重みを感じるたびに、思い出せ。人生の重みを。相性の悪い相手と真摯に向き合うという、その『修行』の重みをだ。この六面カットの、計算され尽くした輝きを見るたびに、思い出せ。摩擦と研磨によってしか、魂は輝かんという、この世の真理を。そして、このK18という素材の、複雑な成り立ちを思うたびに、思い出せ。異物との混淆こそが、お前を、そしてお前たちの関係を、より強く、より美しくするという道理を」
硯山は、私の目を、射抜くように見つめ、静かに、しかし、腹の底から響くような声で言った。
「この鎖は、単なる装飾品ではない。ましてや、換金可能な資産などでは断じてない。これは『道』だ。お前さんが、これから歩むべき、険しくも、しかし、この上なく美しい人生という道を示す、道標なのだ。若いの。お前さんに、これを所有する覚悟があるか?ただの見栄や物欲で、この崇高なる『道』を汚すことなく、己の魂を鍛え上げるための、生涯の武具として、これを身に着ける覚悟が、お前さんにあるのかと、俺は訊いておるのだ」
私の掌にある鎖は、もはや単なる黄金の輝きを放つ金属ではなかった。それは、一つの揺るぎない哲学であり、一つの重い覚悟の象徴であった。その五十グラムの重さは、私の全存在に対して、厳粛な問いを投げかけていた。お前は、この先も、安易で心地よいだけの、ふやけた豆腐のような人生に逃げ続けるのか。それとも、あえて茨の道を行き、己を、そして愛する者と共に、金剛の如く鍛え上げるのか、と。
終章:金剛不壊の誓い
雨は、いつの間にかすっかり上がっていた。分厚い雲間から、まるで奇跡のように、力強い西日が差し込んできた。その光が、書院の古い障子を黄金色に染め上げ、私の掌の上の鎖に降り注ぐ。鎖は、その光を待っていたかのように、これまでで最も荘厳な輝きを放ち、天井に、まるでオーロラのような、美しい光の波紋を描いた。
私は、ゆっくりと顔を上げた。目の前の老人の、厳しいながらも、その奥底に、すっぽん鍋の出汁のような、深く温かい慈愛を湛えた瞳を、もう逃げることなく、まっすぐに見つめ返した。
「…お譲り、いただけますでしょうか」
私の声は、もはや上ずってはいなかった。それは、私自身、驚くほどに静かで、落ち着いた声だった。
「これを、私の『道』とさせてください。この鎖と共に、私の人生を…私の、まだ柔らかく、形の定まらぬ魂を、鍛え上げていきたく、思います」
硯山は、何も言わなかった。ただ、その岩のような表情の、皺の深い口元に、ほんの僅か、本当に、注意深く見ていなければ分からないほど、微かな笑みのようなものが浮かんだように見えた。それは、厳格な師が、ようやく一歩を踏み出す覚悟を決めた弟子の姿を見て、密かに安堵するような、そんな、万感の思いが込められた表情だった。
老人は、深く、ゆっくりと頷くと、再び鎖を桐の箱の中へと、まるで赤子を寝かしつけるかのように、そっと収めた。そして、真田紐を、解く時とは違う、固く、決して解けることのない結び方で、力強く結んだ。
「F4301なぞという、無粋な記号は、今この場で忘れろ。この鎖の銘は、今日より『金剛不壊(こんごうふえ)』だ。仏の身や、ダイヤモンドの如く、如何なるものにも破壊されることのない、究極の堅固さを意味する言葉だ。お前さんの魂が、そして、お前さんがこれから見つけ出すであろう、最高の『砥石』との関係が、この鎖と共に、金剛不壊の境地に至ることを、俺は、心から願っておる」
私は、その言葉を胸に刻みつけるように、畳に手をつき、深々と、深く、頭を下げた。提示された金額は、ネットで見た「最安希望落札価格」などという、卑しい物差しで測れるものではなかった。しかし、今の私にとっては、あまりにも正当で、むしろ、安価でさえあると感じられるものだった。それは、金の代金ではない。これからの私の人生を照らし、導いてくれる、一つの偉大な哲学を授けてもらったことへの、弟子としての、精一杯の束脩(そくしゅう)であった。
硯山房の、重い門を後にした時、空は、まるで洗い流されたかのように美しく晴れ上がっていた。谷戸の木々の緑が、雨上がりの瑞々しい光を浴びて、生命の輝きを放っている。私は、腕に抱いた桐箱の重みを、改めて感じていた。それは、五十・四四グラムという物理的な重さだけではない。相性の悪い相手をこそ愛し、その摩擦の中で己を磨き上げよという、硯山の言葉の重み。人生という名の、長く、険しく、そして、美しいに違いない修行を、腹を括って引き受けるという、私自身の、誓いの重みだった。
これより私は、探さねばなるまい。私という、ぬるま湯に浸かってふやけた豆腐のような男を、容赦なく打ち据え、焼き、鍛え上げ、そして、その本質にある旨味を引き出してくれる、最高の砥石のような、最高の出汁のような、最高の割金のような、最高の女性を。そして、共に地獄のような日々を歩み、その果てに、二人でK18のような、いや、金剛不壊の輝きを放つことを。
この「金剛不壊」を、首に掛けるのは、まだ早い。この鎖の重みに、私の魂の重さが釣り合うようになった時。この鎖の輝きに、私の人格の輝きが負けなくなった時。その時こそが、私がこの武具を身に纏い、人生という名の戦場へと、真に踏み出す時なのだろう。
帰り道、私はスマートフォンを取り出し、SNSのアプリを、何の躊躇もなく、削除した。もう、借り物の輝きは必要ない。これからは、己の内から輝くのだ。
腕の中の桐箱が、ずしりと、そして温かく、私の決意を肯定しているようだった。その輝きは、これから始まる、長く厳しい人生の、しかし、確かな希望に満ちた、一筋の光明そのものであった。
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例如:多人竞拍同一件拍品时、出现出价系统错误时等等,系统可能会更换ID。不同ID中标的拍品无法同捆。
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1.如果您是新会员,首次出价购买工艺美术(古董收藏品)类目的商品时,系统会弹窗提醒:
“亲爱的会员,您出价的宝贝属于工艺美术品,日拍网是代拍平台,我们只是您和卖家之间的中介,履行中介义务,不承担卖家责任,您需要自己承担拍品是仿品的风险。出价之前也请仔细阅读拍卖详细页的《出价规则》、《风险》、《费用》等重要说明!”,您需要点“同意”才能继续出价。
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“亲爱的会员,此卖家的评价较低,可能存在诚信上的风险,日拍网只是您和卖家之间的中介,履行中介义务,不承担卖家诈骗风险。出价之前也请仔细阅读拍卖详细页的《出价规则》、《风险》、《费用》等重要说明!”,您需要点“同意”才能继续出价。
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四、我们拒绝代购以下商品,简称服务外商品:
(一)禁止购买的物品
1.商品重量和体积超过各种邮寄方式限制的物品
能否邮寄请提前咨询客服。
2.根据日本的法律被限制出口的商品(如药品、活的生物)。
3.华盛顿公约或CITES公约禁止交易的物品,详细说明请参考《华盛顿公约或CITES公约》。
4.中华人民共和国禁止进境物品
①各种武器、仿真武器、弹药及爆炸物品;
②伪造的货币及伪造的有价证券;
③对中国政治、经济、文化、道德有害的印刷品、胶卷、照片、唱片、影片、录音带、录像带、激光视盘、计算机存储介质及其它物品;
④各种烈性毒药;
⑤鸦片、吗啡、海洛因、大麻以及其它能使人成瘾的麻醉品、精神药物;
⑥带有危险性病菌、害虫及其它有害生物的动物、植物及其产品;
⑦有碍人畜健康的、来自疫区的以及其它能传播疾病的食品、药品或其它物品。
5.中华人民共和国限制进境物品
①无线电收发信机、通信保密机;
②烟、酒;
③濒危的和珍贵的动物、植物(均含标本)及其种子和繁殖材料;
④国家货币;
⑤海关限制进境的其它物品。
常见禁止和限制购买的物品例如:象牙及相关加工制品、活物、动物部件(例:鲸牙,虎牙等)、龟甲、植物、香木、沉香木、檀木(例:紫檀、白檀、黑檀等)、花梨木、珊瑚类、琥珀、药品、流通货币、羽毛、纸币、蛤基棋子、仿真枪、刀具、烟(含电子烟)、酒、涉黄物品(例:影片、音像、图片、书籍书刊、BL书籍等所有涉黄周边内容)、毒品、反动报刊、皮草、貂皮、鲛皮、动物皮制衣服等所有海关禁止入境或其它一切国家禁止买卖的商品。
请参考
《中华人民共和国禁止进出境物品表》和《中华人民共和国限制进出境物品表》(1993年2月26日海关总署令第43号发布自1993年3月1日起施行)
详情请点击:http://www.customs.gov.cn//customs/302249/302266/302267/356445/index.html
(二)日本邮局无法承运的物品
含有金、银等贵重金属的物品、液体类、香水、打火机、火柴、蜡烛、木炭、电池、电池无法拆除的器物、移动电源、无线电类、蓝牙耳机、精密仪器、电脑硬盘、高压气体、救生圈、避震器、排气管、方向盘(含气囊)、化油器、油箱油罐等(含油渍)物品、带气体或带油渍物品、膏类、脂类(例:润滑脂等)、热水器、火钵类、煤气炉等(用瓦斯)、带喇叭、磁铁的物品(例:音响)、发动机或带发动机的模型、马达或带马达的模型、贝壳及贝壳镶嵌类物品(例:含螺鈿細工工艺品)、颜料、打印机墨盒、易燃易爆物品、电机、电容、粉末类。以上物品其它物流(例:FEDEX)能否邮寄请咨询客服。
日拍网的汇率采用中国银行现钞卖出价,即您人民币现金购买日元现金的汇率。
1. 购买的货品价格。
2. 日本银行转帐费。
由日拍网支付给日本卖家时发生的银行转帐费。
转帐金额 < 3万日元时,银行转帐费 = 160 日元
转帐金额 >= 3万日元时,银行转帐费 = 250 日元
3. 日本国内邮费
日本卖家将货品发送到日拍网日本仓库时发生的邮寄费。
请参考商品网页上的说明,若无说明,一般普通3KG左右的普通件700日元左右,超大件2000日元至1万日元不等。下单前有疑问的请咨询客服。
4. 国际邮费
货品的国际邮费以物流公司或邮局的实际收费为准,日拍网自有的物流渠道以网站公布的价格为准,如价格有变动,我们会在会员中心即时通知。现有邮费价格请参考附件《国际邮费价格表》。
5. 日拍网服务费
I.日拍网的服务费根据货值按以下规则分段收费。
单 件 货 值(日元) |
服 务 费(日元) |
货值 < 1万 |
380 |
1万 <= 货值 < 5万 |
1000 |
5万 <= 货值 < 10万 |
3000 |
10万 <= 货值 < 50万 |
5000 |
货值 >= 50万 |
20000 |
II.折扣条件
在仓库的货品积压低于30件的可给予服务费7折优惠。其它折扣条件见平台活动公告。
注:服务费380日元最低档不享受折扣
6. 包装材料费
日拍网的包装材料费按使用纸箱大小收费,在标准包装之外要特别加强包装的,另外加收每箱200-500日元,需特定纸箱或木箱的视成本情况如实收取。
纸箱大小(CM)
|
打包费(日元)
|
信封0*0*0
|
100
|
60*60*50
|
920
|
60*45*35
|
920
|
55*50*40
|
920
|
50*50*35
|
920
|
45*35*35
|
680
|
35*35*30
|
580
|
30*25*25
|
480
|
25*20*15
|
380
|
70*35*35
|
920
|
50*40*15
|
580
|
45*25*18
|
480
|
40*40*40
|
820
|
60*40*15
|
680
|
60*40*40
|
920
|
45*45*30
|
920
|
如果合寄打包的商品超过5件,每增加4件,加收人工费用300日元,不足5件按4件计算。
7. 跨境支付手续费
您支付的所有费用(包括货值、邮费等)需要加上2%跨境支付手续费。您可以理解为购汇手续费和国际汇款手续费。
8. 仓储费
货品到达仓库之日起,日拍网提供90天免费保管。超过90天之后,我们将按每件每个月500日元开始收取仓库保管费。如果仓库保管费超过了您货品的货值,我们有权处理该货品(转卖或废弃)。
9. 仓库特殊增值服务费
I.家具等超大件或超过30KG的物品,需要增收超重处理费 3000日元/件。
II.如果需要拍照,测试漏水等品检服务,需要增收特殊服务费 300日元/件。
Ⅲ.多件同捆打包的,总重量超过15KG时,需增收300日元/箱打包费。
Ⅳ. 如果货品是寄日本国内或日本自提,买家需要支付货值的5%的增值服务费。
Ⅴ. 已打包完成的包裹(包括退运返回日本仓库的包裹),如果您需要拆包,日拍需要收取一定的拆包费,(一个包裹拆成两个包裹收取2000日元拆包费、一个包裹拆成三个包裹收取3000日元拆包费......以此类推)
10. 海关关税
I.如果支付二时,物流选择直邮方式
如果物品被扣关,您需要自行处理海关清关,税费按当地海关要求缴纳。
II.如果支付二时,物流选择代理清关方式
根据商品的种类,您需支付货值的10%-20%不等的关税,非奢侈品类税率为10%。
11. 弃标赔偿费
日拍网不接受弃标,一旦出价成功,出价将无法取消。一旦成功中标,您必须全款(得标价含消费税+日本邮费)支付该拍品。如果您拒绝支付即视为弃标,如果48小时之内未支付得标拍品,卖家可能会删除交易,这种情况也视为您弃标。弃标也必须全额支付(得标价含消费税+日本邮费),否则日拍网有权扣除您的出价押金或保证金,出价押金或保证金低于拍品中标价格时,日拍网将扣押您的库存拍品作为赔偿。也就是不接受任何理由的弃标,必须48小时之内完成支付。
三、 订单分段支付说明
1. 支付一时,您需要支付以下费用。
商品的货值 + 平台服务费 + 预付运费 + 跨境支付手续费
2. 支付二
银行转帐费 + 日本国内运费 + 国际运费 + 仓库打包费 + 仓储费 + 仓库特殊增值服务费 - 支付一的预付运费 + 跨境支付手续费。